佐久間まゆの真の出身地はどこか?~「仙台出身」から読み解く~
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こんばんは、始期にゃんです。今日は月曜日ですね。
あと少しで給料日を迎え、若干ワクワクする私でございます。
今回はオナ禁日記ではありません。
久々にアイマスネタの記事を書きたいと思います。
(以下、です、ます調から だ、である調に文体が変わります)
0. はじめに
デレマスに「佐久間まゆ」というキャラがいる事は、このブログの読者やPは知っているだろう。勿論私も知っている。それどころかファンになっているレベルである(笑、担当目指して頑張ります)。
そしてままゆの出身地が「宮城」でなく「仙台」であることも、有名である(ちなみに、綾瀬穂乃香、早坂美玲は「宮城」出身である。)
普通「仙台」出身と言われると、「宮城県仙台市」出身であると捉えるであろう。 しかし私みたいなあまのじゃくはこう考える。「仙台の定義はなんだべ?」
そこで私は「仙台」の定義を調べ、場合分けし、そこからままゆの出身地を推測することとした。
1. 「仙台」の定義
Wikipediaに「仙台(曖昧さ回避)」とあり、利用させていただく。そこからままゆの「出身地」として該当しそうな物のみを抽出した。
ア:宮城県仙台市 - 宮城県の県庁所在地であり、政令指定都市。仙台ナンバーの登録地域とも一致する。
イ:仙台平野 - 宮城県に大きく存在する平野(広義)。松島丘陵を挟んで北側を仙北平野、南側を仙南平野という場合もある。仙南平野のみを仙台平野ということもある(狭義)]
ウ:仙台藩 - 現在の宮城県全域と、岩手県南部、福島県新地町を領有した藩。
エ:仙台経済圏 - 仙台市都心部、あるいは、仙台都市圏の小売・サービスの商圏をもとにした地域。 南東北3県都を内包し、宮城県および隣接する岩手県南部・山形県内陸部、福島県北部など、仙台から2時間圏程度の地域に広がる。「仙台圏」「仙台商圏」「南東北」と呼ばれることもある。また、同経済圏内の主要都市である仙台市と山形市から「仙山圏」と呼ばれることもある。なお、上記の「仙台都市圏」も仙台圏と言われることがある。
この4つを抽出し、以下、ア、イ、ウ,エと論じていくものとする。
2. 場合分け、そして与えられた情報からの推測
アの場合
仙台市は泉区、青葉区、太白区、宮城野区、若林区5つの行政区に分かれている。1989年に青葉区は宮城郡旧宮城町を編入、太白区は名取郡旧秋保町を編入した。旧泉市も1989年に仙台市に編入され、すぐに泉区になった。よってこの5つの行政区の範囲が2017年現在の「仙台市」の定義となり、先述した「普通の定義」であるといえる。
イの場合
仙台市全域はもとより、仙北平野(栗原市、登米市、大崎市方面など)、仙南平野(仙台市とその近郊の自治体、白石市、角田市など)の地域を含むから、より広いエリアになったことが分かる。まあ仙台市はともかくとして、周囲の自治体(名取市、岩沼市、多賀城市、塩釜市、利府町)なんぞ、他地域の人間から見れば「仙台」と変わりがないともいえるので、この説もあるだろう。要するに、仙台市周辺の自治体も含むということになる。ちなみに「佐久間姓」であるが、東北地方においては福島県に多く分布しており(福島県内19位)、その中でも田村郡(三春町、船引町、大越町など)、安達郡(岩代町、東和町など)、伊達郡(国見町など)に多く存在する。特にも三春町においては、町民の15人に1人が佐久間姓といわれている。宮城県内においては(県内90位)、白石市(市内で7番目に多い)、伊具郡丸森町をはじめとした仙南地域に多く存在する。そのためかもしれないが、仙台市の太白区、青葉区といった、市内でも比較的南部の地域に佐久間姓が存在していることも分かった。これらのことから、ままゆは「仙台市」の中でも太白区、青葉区、あるいは仙台市の周囲の自治体(名取市、岩沼市付近?)出身である可能性が出てきた。
ウの場合
何を隠そう、「仙台藩」があるではないか!!ということに気が付いてしまった笑(そんなことを思う人は、P兼信長の野望クラスタ、歴史クラスタ、岩手、宮城、福島に住んでいる東北民だけであろう笑)
それでは仙台藩ってどこだよ!という人のために説明をする。
仙台藩とは、江戸時代,陸奥国宮城郡仙台地方 (宮城県) を領有した外様大藩。藩主は伊達氏。藩祖政宗の代は 58万 5000石で、玉造郡の岩出山に居城があったが、慶長5 (1600) 年2万石加増,同8年に仙台に移った。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 より)
まあ、江戸時代に存在した藩という事は分かるであろう。
次に、その藩の領域である。
所領は宇多郡(現在の福島県新地町)と亘理郡,伊具郡以北の現在の宮城県各郡,および現在の岩手県南部の気仙郡,磐井郡,胆沢郡,江刺郡にわたる20郡で58万石であった。その後、関ヶ原の戦のあと刈田郡が与えられて陸奥60万石の所領が確定,その後34年(寛永11)までに近江国内の1万石,常陸国内の1万石(ともに飛び地である)が加えられ62万石となった(出典:世界大百科事典 第2版)。
なお気仙郡は釜石市の一部(唐丹地域)、胆沢、江刺郡は北上市の一部(相去、稲瀬、口内地域)を含んでいる。
要するに宮城県の全域と福島県北部の一部、岩手県南部、近江国(現在の滋賀県の一部)、常陸国(現在の茨城県の一部)という事が分かった。まぁ、滋賀県と茨城県は普通に考えてありえないと思うので除外する。
次に、「仙台藩」が統治していた地域を調べてみた。
以下は旧仙台藩の地図である。少し見づらいが、ご覧いただきたい。
次に「旧仙台藩」の領域を表で表したものである。こちらも見ていただきたい。
以上の地図、領域を表した表からから分かるように、旧仙台藩は宮城県全域のみならず、福島県の一部、そして岩手県南部を含んでいることが分かった。
これらのことから、もしままゆが「仙台」出身として江戸時代に生まれていたら、彼女の出身地が現在の一関、平泉(両磐地域)、奥州(胆江地域)、北上(もしかして和賀郡も含んでいた?)、気仙地方のいずれかであった可能性もあるだろう。
そして同時期に綾瀬穂乃香、早坂美玲が「宮城」出身として生まれていたら、この2人は「宮城郡」出身であったに違いない。
つまり、ままゆ以外の2人が、現在の仙台市近郊出身ということになる。また、一ノ瀬志希と出身地が被る可能性も出てくる。なんかいぎなりロマンがある話だな(笑)
この推測も確実には言えないが、面白い研究結果となったため、保留させていただこう。
エの場合
宮城県全域、岩手県南部(一関市、平泉町の両磐地域のみ)に加え、山形県東部(山形市などの村山地域のみ)、福島県北部(福島市などの県北のみ)も含んでいる。実際に福島県北部は佐久間姓が多く、信憑性があるといえる。しかしこれだと、出身地が4県にまたがる可能性もあり、一貫性に欠ける。
よってこの説は却下とする。
それにしても仙台都市圏は広すぎる(笑)
3.まとめ
結論から言うとア、イ、ウのどれかが妥当であろう。
そして確率の高さとしてもア、イ、ウの順になると考えている。
ア~ウの結果を擦り合わせ、総合的に見るとと、ままゆは仙台市南部、あるいは仙南地域の出身ということになってしまうだろう。
しかし「佐久間」姓は旧仙台藩全域に存在する名字でもあるから、一概にいえない部分もあると私は考える(笑)
なにはともあれ、ざっくり「仙台」といっても、いろんな意味があるということを知れた研究であった。